募金ご協力ありがとうございました。

■カザフスタン・アルマトイ中央墓地の追悼碑の再建ができました■

  2024年暮れに、厚生労働省を通して在カザフスタン日本大使館より、旧首都アルマトイ(旧名アルマアタ、現在の首都はアスタナ)の中央墓地に建っていた追悼碑が昨年の地震で倒壊し、碑が折れたような状態になっているとの通報があり、2025年に再建のための募金を呼びかけ、無事追悼碑を建立できました。多数の皆様のご協力ありがとうございました。

   2025.10.

 2026.7.

倒れた追悼碑(写真=日本大使館提供.2024.11.) 

 碑には「平和鎮魂 日本人埋葬碑」とあり、「全抑協 斎藤六郎」と刻まれています。日本政府が建立したものではないので、国費で維持・補修はできないとのことでした。追悼碑を建立した全国抑留者補償協議会は2011年に解散しています。関係者で相談を重ねた結果、未収集の145 名(名簿記載者数)の方の遺骨が眠っている象徴的な埋葬地で、ここに日本人抑留者が亡くなったことを明示する碑がなくなることは、歴史の風化にもつながり、また、アルマトイは旧首都で同墓地への訪問者も少なくないため、補強ではなく新しい丈夫な碑に建て直そうということになりました。

【報告と御礼】カザフスタン・アルマトイ中央墓地の抑留死亡者追悼碑を再建できました。ご協力ありがとうございました。

 昨年地震で倒壊したとみられるカザフスタン共和国の旧首都アルマトイ(旧名アルマアタ)の中央墓地にありました追悼碑の復旧のための募金を今春より呼びかけてきましたが、お蔭さまで、目標額に達し、10月1日に新しい追悼碑を建立することができました。

新しい追悼碑は、従来の碑より一回り大きく、頑丈な石碑になりました(高さ210㎝×幅60㎝×厚さ30㎝)。当初、倒れて折れた碑をそのまま修復して建て直す計画でしたが、石材の強度が弱いとの指摘を受け、新しいものに更新することになり、募金呼びかけを延長・拡大して実現にこぎつけたものです。

日本企業2社、在カザフスタン日本人会の皆様を含む41個人からご寄付をお寄せいただき、さらに日本カザフスタン合作映画『阿彦哲郎物語』『ちっちゃいサムライ』の上映をチャリティで行い、会場での寄付・収益金などを含めて、9月末日までに889,460万円が寄せられました。心より御礼申し上げます。

在カザフスタン日本大使館、在日カザフスタン共和国大使館、アップリンク吉祥寺、佐野伸寿映画監督ほか多くの関係者の皆様のご支援とご協力に深く感謝いたします。石碑には、カザフスタンの地元の皆様にも日本人抑留の歴史をご理解いただけるよう建立の由来を以下のように記して、日本語、カザフ語、ロシア語、英語の4言語の説明版を取り付けました。

第二次大戦後に約58,900人の日本人がカザフスタンに抑留され、労働を強いられた。帰国を果たせず、亡くなった日本人約1,500人の約1割がこの地に眠る。

1993年に全国抑留者補償協議会(会長・斎藤六郎)が建立した慰霊碑が2024年に倒壊したため、在カザフスタン日本人有志や日系企業、日本の市民などの拠金と協力で、新たな追悼碑を2025年に建立した。

犠牲者を追悼し、カザフスタンと日本の友好、世界の平和を心より願う。                              

           2025年10月


アルマトイ中央墓地日本人捕虜追悼碑修復協力募金会計報告(2025.11.30.)

寄付金

・企業(2社 )         100,000-
・個人(41人)        342,000-

・映画会及び映画会会場寄付     447,960-

           合計          889,960-

慰霊碑建立費

・現地慰霊碑建立費     750,000- (2,662,815.83KZT)       

残金             139,960-

 

*残金の使途については以下の案を検討しましたが、当面早急に支出する必要がないとの判断で、将来の対応のために14万円を基金として別途管理しています。

 ①追悼碑に献花台を追加設置する。

 ②以前の追悼碑の銘板(金属製)を駅近くの銘板の欠けた追悼碑に設置する。

 ③日本人墓地の継続的な清掃作業の費用として寄託する。

                             2026.4.30.

 シベリア抑留者支援・記録センター 担当=有光健(代表世話人)


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