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シベリア特措法制定8年・戦没者遺骨収集推進法制定2年

シベリア抑留・実態解明と遺骨収集の課題を考える集い

何がどこまで進んだのか? 今後の課題は何か?...

2010年6月16日に「戦後強制抑留者特別措置法(シベリア特措法)」が議員立法で制定されてから8年を迎えます。

 法案成立当時平均87歳でした元抑留者の方は今年95歳になります。残念ながら、法律制定に尽力された元抑留者の多くがその後鬼籍に入られ、抑留体験者の方の話を伺う機会も少なくなってきました。体験者・遺族の方々の気がかりは、ソ連・モンゴル抑留の実態解明と遺骨収集、そして慰霊・追悼を含む歴史の継承です。

 今回、抑留体験を語り継ぐ活動を元気に続けておられる吉田欽哉さん(利尻島在住、92歳)を北海道からお招きし、抑留体験とご意見を伺うともに、現状と課題について議員の皆様とともに考える集いを下記のとおり開催します。ふるってご参加ください。

■日時:5月16日(水)14:00~16:30 (開場13:30)

■会場:衆議院第二議員会館第2会議室(地下1階)

         (*13時30分から衆院議員会館玄関ロビーで通行証を配布予定。*行き方⇒地下鉄有楽町・半蔵門・南北線「永田町」下車1番出口地上に上がってすぐ右、丸の内・千代田線「国会議事堂前」下車、丸の内・千代田線「国会議事堂前」1番出口徒歩5分)

内容(予定):

① 特別講演 「なぜいまシベリア抑留・遺骨収集か」吉田欽哉さん(抑留体験者)

② 報告Ⅰ「実態解明・遺骨収集はどこまで進んだか」厚生労働省(社会・援護局)

③ 報告と提起Ⅱ「遺族の立場から」増子義孝さん(岩手県立大学名誉教授)

④ 報告と提起Ⅲ「シベリア抑留・遺骨問題を取材して」栗原俊雄さん(毎日新聞記者)

〇国会議員挨拶・意見表明    〇意見・情報交換


◆講師紹介:吉田欽哉さん略歴


・大正14年(1925年)11月1日 利尻町仙法志で出生

・昭和20年3月15日 樺太上敷香歩兵第42部隊入隊

・昭和20年5月 樺太上敷香陸軍病院において衛生兵として軍務

・昭和20年8月 豊原仮設病院(第二小学校)において衛生兵として軍務

・昭和20年8月15日 終戦 ・8月18日 武装解除

・9月 豊原から大泊に移動、その後沿海州に抑留

・昭和24年8月 帰国、復員、その後は漁業に従事(現在に至る)

・昭和57年10月 吉田産業株式会社を設立、代表取締役に就任。平成17年5月会長就任(現在に至る)

・平成29年 平均年齢85歳の地元の漁師3人組のヒップホップグループ「リシリーボーイズ」でデビュー。ユーチューブで話題に https://www.youtube.com/watch?v=Q58LiETJpYo

(呼びかけ)シベリア抑留者支援・記録センター・吉田欽哉さんの抑留体験を聞く会・東京

(協力)  シベリア抑留体験を語る会・札幌

(連絡先)☎03-3237-0217/080-5079-5461 Fax03-3237-0287  E-mail:cfrtyo@gmail.com