第1回村山常雄記念シベリア抑留研究奨励賞、小林昭菜さんとシェルゾッド・ムミノフさんが受賞

第1回の受賞者は、小林昭菜さんとシェルゾッド・ムミノフ( MUMINOV SHERZOD)さんに決定。村山常雄さんの命日の5月11日に、東京・永田町の星陵会館で贈呈式が行われました。(なお、ムミノフさんは現在英国在住のため、贈呈式には出席できませんでした。)

 

 お二人の略歴・業績は以下のとおりです。

小林 昭菜(コバヤシ・アキナ) 

 

1982年6月1日長野県生(33歳)

2005.3.法政大学国際文化部科卒業 

2008.3.法政大学院人文科研究国際化専攻修士課程終了

2015.9.法政大学院治研究科専攻博士後期課程修了 (政治学博士)

 (発表論文)

「第二次世界大戦後のソ連における日本人捕虜に関する最近の研究―日本人将兵抑留決定過程の検証を中心に―」、2015年度日本国際政治学会(C-1日本外交史Ⅱ 戦争と日本外交)発表論文、2015年10月 ほか

 

シェルゾッド・ムミノフ (MUMINOV  SHERZOD)  

 

1982年8月17日ウズベキスタン生  (33歳)

国籍 ウズベキスタン 所属 ケンブリッジ大学アジア・中東研究科  

Faculty of Asian and Middle Eastern Studies, University of Cambridge

2005.6. ウズベキスタン、タシケント市世界経済外交大学国際関係学部 卒業

2006.9. 英国マンチェスター大学大学院国際政治学研究専攻修士課程 修了

2010.11. 筑波大学大学院人文社会科学研究科国際地域研究専攻修士課程 修了

2016.5. 英国ケンブリッジ大学大学院アジア・中東研究科日本研究専攻博士課程修了・博士取得

(論文)

「冷戦初期日本における菅季治の犠牲:赤狩りのソ連からの引揚者」、下斗米伸夫編著『日ロ関係:歴史と現代』、法政大学出版局、2015年3月 ほか

 

 「村山常雄記念シベリア抑留研究奨励賞」について

  2014年5月11日に逝去された村山常雄さんの業績の不滅の偉大さを長く伝え、鑑とするため、「村山常雄記念シベリア抑留研究奨励賞」を下記の要領で設けました。

 1)  目的: 2014年5月11日に逝去された村山常雄さんの抑留死亡者研究、名簿作成に尽力された不滅の業績を長く伝え、鑑とし、若手の研究者によるシベリア抑留研究を奨励するため。

 2)対象: 授賞対象はシベリア抑留関係の論文類を発表した若手研究者。(40歳以下で、国籍・言語は問いません。)

 3)募集期間: 2年に1回とし、第1回は2016年3月末までに発表された論文を対象。

 4)賞金・副賞: 賞金は20万円。(*今回2人受賞のため各10万円ずつ) 副賞は「捕虜体験記」(捕虜体験を記録する会発行、全8巻)

 5)選考者: 富田武(成蹊大学名誉教授) 藤本和貴夫(大阪経済法科大学学長) 長縄光男(横浜国立大学名誉教授) 下斗米伸夫(法政大学教授)

    内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授)    白井久也(日ロ歴史研究センター代表)   池田幸一(元抑留者)   猪熊得郎(元抑留者)  (*敬称略)

    6)事務局: シベリア抑留者支援・記録センター ☎03-3237-0217 E-mail: cfrtyo@gmail.com

     *提案者:故白井成雄名古屋大学名誉教授(遺族・2014年11月7日逝去、2014年5月13日提案)

     *賞金の原資は村山さんからに寄託された100万円。